輝いて生きる

今年度の大願寺のテーマは「輝いて生きる」です。

年齢を重ねるたびに、月日の過ぎ行くのが早く、一年があっという間に終わってしまっている感じがします。

満足感、幸せ感を得られず人生を送るのは寂しいものです。折角生かされている人生をやり甲斐をもって、毎日輝いて生活しようというのがテーマです。

仏さまの教えは、かいつまんで言えば、「悪いことをするな。よい行いをしなさい。自分の心を清くしなさい。」の三つです。

三子でもわかるようなことですが、実行できていますかと問われると、返事に詰まるのではないでしょうか。

知識を得ることと、行動することは、別物です。

他人を思いやる心をもって、人が喜ぶことを行うことは、自分も嬉しいし、満足感も得られるし、幸せを感じることができます。

何かいい行いをして、身も心も磨き輝やかしましょう。

仏縁あって生きている人生、いい話を聞いて満足しているだけでは、輝きません。行動に移してこそ、満足感、幸せ感を得て人格が輝くものです。

一本のローソクの灯火は、細くとも、多くの人が灯せば夜空を照らす光となるように、輝いて生きる人が増えれば、世の中は平和になります。