相談

 

病気の相談

弘法大師は、『秘密曼荼羅十住心論巻第一』〔大章序〕の中で病気について以下のように述べています。

「四百もある病気は、地、水、火、風の不調がもとで身体を苦しめ、八万もの煩悩は、貪り、瞋り、癡さがもとで心をそこなう。身体の病は多いといっても要はただ六種である。地・水・火・風の不調と悪霊などのたたりと業の報いとである。心の病も多いといっても、その原因はただ一種、すなわち根源的な無知〔無明〕である。

身体の病気を治す方法に八つある。そして心の病を治す方法は五つある。温泉・散薬・丸薬・酒・針・灸・まじない・いましめは、身体の病を治す。地・水・火・風が不調の場合は、薬を用いて治し、悪霊のたたりや、悪業の報いには、呪法と、懴悔法をもって、これをなくすことができる。薬の効能はたりや、悪い報いなどを退けることはできない。呪法のはたらきは一切の病を治すことができる。世俗の医者が治すことができるのは、ただ身体の病のみである。その方法は、『大素』『本草』などに説かれている。

心の病を治す方法は、仏がよく説かれている。その経典は五蔵とよばれる真理の教えである。」

ここに書かれているように、医者では治せない範疇があるということです。

電話での相談はできません。お寺に来ていただいての相談となりますので、必ず日時を予約して下さい。

 

 

   相談日時 

   午後 14:00

      15:00

      16:00

   ※行事予定表を参考にして下さい。土・日・祭日は混み合いますので、早めに予約して下さい。

   ※病気以外のよろず相談も行っております。