人生には悲しみ、苦しみの大波、小波がたゆまなく襲いかかってくる。
人は、自分にとって嫌なものは避けたいと願うものです。でも大波、小波には何の罪もない。悲しみ苦し
みの大波小波と思っているのは自分であり自分がそう決めているだけのことである。
この世のすべての出来事は、仏の営みであり、仏の教えであると感じることができれば、何も恐れること
もなく、落胆することもなく、悲しむここともなく、嫌になることもない。
大波小波も静かに観察すれば、自分を成長させる力となり、どんな艱難なことににも立ち向かう果敢な勇
気を与えてくれるエネルギーとなる。
海育ちの私には、大波小波での泳ぎ方を熟知している。
その方法は波に逆らわずに、波に乗ること。波のエネルギーを利用して、波に乗って楽しむことです。
波を恐れず、どんどん大波小波を乗り回す術を身につけ、人生を謳歌するたくましいサーファーになって
ほしい。
苦しめば苦しむほど、悲しけれ悲しいほど、それを乗り越えたときの喜びは格別だ。
汗をかいたあとのビールは、美味しい。
いろいろな人生にチャー乾杯! 負けるなよ。