去る3月25日に智山専修学院を弟子の一空が卒業しました。1年間の学院生活ではありましたが、多くのものを学んだことと思います。落ち付いて堂々とした姿から成長したことが読み取れました。学院生のほとんどが、世襲の師弟関係者です。一空は信徒の中から大願寺の後継者として役員会で選ばれて、信徒の支援を受けて学院を卒業できました。信徒の期待に添えるように頑張って後を継いでもらえたらと願っています。
折りしも、東日本大地震で日本があるいは世界の価値観や生き方が変わろうとしています。僧侶として何をすべきか試される時代だと思います。困難なときこそ自分を活かす機会です。若い僧侶ではありますが情熱をもって精進してほしいと希望します。