年頭の祈願

寒い正月となりましたが、1日~3日まで午前10時から年頭祈願の護摩を焚きます。

昨日も今日もたくさんのお参りがありました。明日もたくさんのお参りを期待したいと思います。

 

年頭の挨拶をするとき、お寺に来ている信徒の子ども達の年々成長した姿を見ることが楽しみです。一人一人にできるだけ声掛けするようにしています。この子たちが育って立派な社会人になっていくことが私の喜です。

 

4日は休みですが、企業に出向いての祈願があります。今年は2社予定しております。

 

 さて、今年はどんな年になるのでしょうか。平和を叫びながら、一向に平和へ向かう機運が熟しません。国際社会は資源の取り合いで紛争が絶えません。今も昔も資源と覇権で戦争を起こしています。

 

あきらめずに平和を祈りましょう。あきらめずに仏道を精進しましましょう。一人でも多くの人に仏の教えを伝えましょう。理解し合えるよう言葉を交わしましょう。

 

この現象世界はすべて仏の現れ、命を大切にしましょう。姿形は違ってもすべて等しい大切な命です。理解し互いの存在を認め合いましょう。壊すな地球。壊すな人の心。

 

お父さん、お母さんに感謝しましょう。佛さま、佛さまの教え、尊い人に感謝しましょう。恩師に感謝しましょう。国土を愛し、国土に感謝しましょう。

 

この世での自分の業(行い)が輪廻します。良い行いをしましょう。優しい思いやりの言葉をかけましょう。善意のお手伝いをしましょう。あなたのできることから家族に、友だちに、職場に、社会に善意の種を播きましょう。

 

一人一人の精進が世界を変える力となります。生き方を変えましょう。見方を変えましょう。無駄な消費はやめましょう。

 

母なる大地地球が泣いています。私たちはこの地球でしか生きれません。

目覚めよう、狂酔の人よ。危機は確実に近づいている。