②尊敬長上(自分より優れた人を尊敬しよう)

最近の世の中は、上下関係が希薄になっている気がします。

学校においても、先生と生徒が、友達のように接しています。
一見和気あいあいとして、良い関係のように映りますが、教育上良くないと思います。

先生は子供たちと同格ではありません。先生自づから同格になり下がってはならないと思います。

社会に出れば上下関係があることをしっかり教育できないといけないと思います。

社会にあっても目上の人に対する言葉使いや、接し方がわからない人が目につきます。上下の関係を理解せず、自己中心の礼儀知らずが多くなっているから世の中がおかしくなっているのではないでしょうか。

まず縦ての関係を確立し、横の関係を大事にしなければ、社会の秩序は保たれないでしょう。縦だけでもだめだし、横だけ大事にしてもだめです。縦と横のバランスの取れた関係が望まれます。

家にあっては、お父さん、お母さんを敬うことを第一とし、社会にあっては、恩師、上司、先輩を敬うことが大事です。ただ年上ということに限らず、自分よりも才能や能力に優れた人は、年に関係なく、尊敬しなければなりません。

慈愛の心をもって社会に奉仕する人格の優れた人には、尚いっそう尊敬の念をもって接する必要があります。

高位なる人、品格をそなえ徳のある人、人生の先輩である年長者を尊敬しましょう。