お彼岸

午後2時から先祖の追善供養が行われます。

信徒のご家族の亡き人の塔婆をたてて、お寺でみんなでお経を唱えて、ねんごろに供養します。
日頃善い行いをして徳を積み、その功徳を先祖に回向して、彼岸に暮らせるように祈ります。供養を行うことにより、宿業が和らげられます。

供養の本来の意味は、尊敬をもってねんごろにもてなすこと。宗教的偉人などに敬意をもって資具などを捧げることをいいます。
仏教では、仏・法・僧・父母・師長・亡者などに、香華・灯明・飲食・資財などの物を捧げることをいいます。

お彼岸は聖徳太子のころから始まったといわれていますが、少なくとも年2回は仏道修行をしましょうとの意味があるようです。
大願寺では、六波羅蜜の聖行を行い、生きているときから、お彼岸へ渡る準備をすることを薦めています。
日頃から、仏さまの供養・先祖の供養・自分の供養の三供養をこころがけましょう。