釈尊誕生会

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去る4月8日に信徒が持ち寄ったお花で花御堂を荘厳して釈尊降誕会の法要が営まれました。

釈尊が誕生してから今年で2577回目の誕生日を迎えました。

釈尊はこの世は無常なるがゆえに人生は苦であると達観され、苦の起こるのは真実の世界がわからない、すなわち無明が原因であると十二縁起の法則を説かれました。

苦の原因を「苦諦」といいます。

苦の集まりを「集諦」といいます。

苦をなくした境地を「滅諦」といいます。

苦をなくす修行方法を「道諦」といいます。

私たちは、真実の世界にめざめ安心の境地得るために、佛の教えに従って身を正して生きることが必要です。

多くの仏典はそのことを教えるものです。

日本の国は仏教の教えをもとにして精神文化が発展してきました。

なかんずく日本では、先祖供養を通じて佛の教えが施されてきています。

そのお陰でしょう、震災が起こってもお互いが助けあって生きる知恵をもっています。

外国のように略奪がおこったりはしません。この美しい文化を子どもたちに伝えていくことは大切なことです。

お寺では、4月10日に、「子ども特別加持」を行いお釈迦さまの慈悲の教え、知恵の教え、正しい行いを諭しました。子どもたちは佛さまと五つの約束を誓いました。

子どもたちが、花御堂を一周して正面でご真言をおとなえしました後、お父さん、お母さんも花御堂の誕生佛に甘茶をかけご真言をお唱えしました。

信仰を通じて親子が絆を深め、み佛の教えを実践して豊な人生を歩んでいただきたいと願うものです。