ダライラマの講演

ダライラマ法王の講演が11月5日に沖縄県立武道館で開催されました。

ダライラマ法王招聘委員会が主催したもので、「平和と慈悲のこころ」ついて話され、会場の参加者との意見交換の時間もありました。

法王は、宗教の哲学的な違いがあっても、宗教を信じない者であっても、共通の大切なもの、すなわち、慈悲の心をおこし、お互いが、尊敬しあい、認め合い、思いやりの心で話あえば、理解し合うことができて、平和は必ず訪れると強調されました。

慈悲の心は自分の心のなかから湧き出るものでなくてはいけないので、慈悲の教育の必要性を説かれました。

平和は暴力では、決して解決できるものではなく、対話こそ、平和を勝ち取る唯一の手段であると、非暴力を訴えられました。

仏の教えの実践者に敬服するとともに、チベットの人たちが、一日でも早く祖国に戻ることができ、平和な暮らしができることを願いたいと思います。