宗教法人を目指して

私は昭和61年から那覇で宗教活動を始め、平成5年に真言宗智山派のお寺で得度をして僧侶になりました。

現在地には平成8年2月に那覇の道場が狭くなったので越してきました。敷地建物は住宅ローンで購入しました。あと10年ローンの支払いが残っています。
いままで宗教法人化について県と継続して話し合ってきましたが、やっと事前審査が終わり、正式申請の段階にさしかかったとところですが、法人格を取得するに当たってクリアしなければならない条件があります。それは住宅ローンで設定されている担保を外すことです。

幸い信徒が担保を提供してもよいと申し出があって借り換えを銀行と話し合いましたが、できませんでした。担保が足らないのと、資産家の保証人が必要とのことでした。

大願寺はどうゆうわけか、経済的に恵まれない人たちが多く、資産家はいません。それでも信仰や、宗教活動は他にまけない活動をしており、あかるく、活発で家族的で、心が通じる運営を鏡張りで行っております。もっともっと活動を活発にして多くのひとを導きたいと念願していますが、現状の敷地では思うように進みません。
早く法人格をとり、拡大できる方策を講じたいのですが、担保を外す段階で行き詰った状態です。徳が足らないと言えば、それまでですが、仏さまのご縁を授かることを祈るばかりです。