103歳の大往生

 昨日信徒のお母さんの葬儀をおこなった。

100歳を過ぎてもお寺にお参りに来られるくらい、足腰もしっかりして、若い人に負けないくらい冗談を交えた話もできる明るい方だった。それが急に病に倒れ帰らぬ人となった。その往生の顔は若々しく微笑んで喜びに満ちた清々しい面立ちだった。

今までにこんな旅立ちのお顔を拝見したことはない。

密厳浄土に遊歩せんことを。

                                        合掌